EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】


「小鳥はさ……レオのこと、どう思う?」

「え?どう、とは……?」

「小鳥、レオの兄ちゃんのこと見てカッコイイって言ってたから……レオも、似てるし。好きになっちゃったかなって」

好きの意味が友達としてではないことに気づきドキリとする。

小鳥は照れながら否定した。

「いえ、そんなことは……ないです」


(私が好きなのは、ルカくんだから……)


そんな小鳥の心の声など知らずに、ルカは更に質問を重ねる。

「じゃあ、小鳥ってどんな奴がタイプ?」

「タイ、プ……?」

「フェオみたいな王子様?オーレリアンみたいな年下?それとも……」

俺?とは訊けずに口を閉じる。

そんな大胆さがあったらとっくに両思いだ。


(ああっ、くそぉ〜!何訊いてんだよ俺のアホ!)


自分で自分の首を絞めた気がする。

ルカは照れ臭さと自己嫌悪で前髪をくしゃりと掻き上げた。

「私の、好きな人は……」

なんて答えようか考えていた小鳥が、ドキドキしながらゆっくりと喋り出す。