それ以上は答えてくれないレオのせいで、ルカのモヤモヤが募る。
その日の帰宅後、ルカは小鳥を探した。
(レオと小鳥を会わせるのは嫌だけど、会わせないのはもっと嫌だ!)
うじうじして引き延ばしたところで胸のモヤモヤはスッキリしない。
ルカの行動は早かった。
「小鳥……あのさ」
キッチンに彼女を発見し、ルカは控えめに、そろりそろりと近づいていく。
小鳥は首を傾げてルカを見た。
「なんですか?ルカくん」
「えっと……レオが小鳥に会いたがってるみたいでさ、今度また一緒に来てくれないかな?」
「秘密基地にですか?いいですよ」
あっさりと了承した小鳥にルカのモヤモヤが大きくなる。
嫌がって断られるのは困るが、レオが会いたがっていると聞いてすんなりオーケーするのも、それはそれで気に食わない。
(小鳥はレオのこと、どう思ってんのかな……)
愛の告白ではないとレオは言っていたが、ルカとしては全く落ち着かなかった。



