「そんなことないですよ!自分じゃ作れないので、じっくり見るのは楽しいです」
「そう……?なら、良かった……です」
ホッとして微笑むレオ。
その柔らかな笑顔がとても綺麗で、小鳥はちょっと見惚れてしまった。
それからハッと我に返り、彼の手元に視線をやる。
「今は何を作ってるんですか?」
「鳥です。良さそうなコインが落ちてたから、それを使って。今は形を整えたくて、羽の部分に使うパーツを削ってるんです」
レオの手には小さな部品とヤスリがあった。
それを見て小鳥は感心する。
「レオさんは凄いですね。いらなくなった物からこんな素敵な物を作っちゃうなんて、尊敬します」
「えっ」
お世辞抜きの褒め言葉が恥ずかしいやら嬉しいやら、レオは肩をビクリと震わせてから頬を赤くした。
「お、俺なんかより、ルカの方がもっと凄いです……!捨てられてた溶接機を使えるようにしてくれたり、壊れたゲーム機を直したり、古い部品で色んなロボットを作ったり」



