EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】


「あっ、じゃあちょっと俺、さっき見つけたパソコン拾ってくるよ」

ルカが一人で行こうとするので小鳥は慌てた。

「手伝います……!」

「いいよ、危ないから小鳥はここで待ってて。怪我とかして欲しくないし」

そう言われてしまうと弱い。

自分の鈍臭さを良くわかっている小鳥は、しぶしぶ頷いた。

そしてルカが行ってしまうと、小鳥はポツンと一人。

暇である。

レオは既に自分の世界なのか、無言で作業台に向かっている。

やることもないので、小鳥はまたレオの作品を眺めることにした。


(あ、これはウサギさんだ。見てると今にも動き出しそう……。それにウサギさんの体の丸さが凄くリアル……)


「それにはルカが分解した自動車のパーツを使ってます」

「えっ!?」

突然声が飛んできて、レオの方を見る。

すると彼もいつの間にか作業の手を止めて小鳥を見ていた。

「それ……俺が作ったんですけど、見ていて面白いですか?女の人はあんまり、そういう物に興味がないかなと思っていたんですが」