「ねぇ、ルカいる?」
室内に白魔が入ってきた。
呼ばれたルカは嫌な予感がして恐る恐る振り返る。
「いるけど……何?」
「屠殺部屋の機械が壊れたんだ。直してよ」
「は!?まさか、また詰まらせたとか!?」
「まあ、そんな感じかな。面倒だったから一気にぶち込んじゃったし」
「あのな〜!毎度そんな荒っぽく使ってたらマジでぶっ壊れるからな!ていうか、軽く叩いてみた?前にそれで直ったとか言ってたことあったじゃん」
「叩いても蹴っても反応しなかったさ」
「……ヤバい、もうダメかも」
顔色を青くしたルカがショックで魂が抜けたような表情をする。
「ハァ……ちょっと、見に行ってくる」
げんなりモードでとぼとぼと廊下へ出ようとするルカ。
すると、元凶の白魔が笑顔でこう言った。
「よろしくね。僕はルカの修理が終わるまで小鳥と一緒にお喋りでもして待ってるよ。ね、良いでしょう?僕のプリマドンナ」
これにはルカもピキッときた。
ふざけるなと叫びたい。



