EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】



それからルカは一時間経った頃、小鳥達が集まっている居間へ報告をしにやって来た。

「終わった!!直った!動く!」

わかりやすい報告である。

オーレリアンが時計を確認しながら上から目線で兄を評価した。

「へぇー、速くなってる。前は二時間かかったのに。ルカもちょっとは進歩するんだね。じゃあ、また何かあったらよろしく」

「お前、何様……?」

時間を潰すため立ち上げていたパソコンを終了させ、オーレリアンが居間から出ていく。

その様子をルカはジト目で見送った。

「お疲れ様です、ルカくん」

暇だったのでハタキを持って居間の家具を掃除していた小鳥がルカへと近寄る。

「小鳥!」

オーレリアンからは聞けなかった労いの言葉を耳にして、ルカは内心で小鳥を癒やしの天使に認定した。

「ありがとう、ルカ。助かった」

この場にいたフェオドールからも感謝され、ちょっぴり照れながら前髪を掻き上げる。

と、その時。