「だっ、抱き、締めて……!?」
ルカは妄想してからブンブンと頭を振った。
そして決めた。
自分の柩は小鳥に進呈しよう、と。
「小鳥!どうぞ!この柩は小鳥がのびのびと、遠慮なく使って!俺はソファーで寝るから!」
「え……」
今度は小鳥がポカンとする番だった。
そしてすぐにズーンと沈む。
(……もしかして、嫌だったのかな。そう、だよね……よく考えたら、私が隣にいるなんて、邪魔だし迷惑だよね……)
考えていて更にズンと落ち込んだ。
暗い顔をしている小鳥をチラッと見て、カロンがハァと呆れ顔。
「おいおいルカ、マジか。そこはがっつけよ」
「カロンと一緒にすんな!俺は……俺は、小鳥には、優しく、というか……紳士的でありたい、というか……とにかく!小鳥はそっち、俺はこっち!」
真っ赤になりながら主張して、ルカはソファーの方へ移動してしまう。
そのままソファーに横になろうとしたルカだったが、小鳥の方を見て焦り始めた。
彼女が立ったまま、なかなかルカの柩に入らない。



