元気良く動き出す姿を見て小鳥はホッとした。
「ペギーくん、おはよう!良かった、壊れてなくて。ありがとう、ルカくん」
心からの笑顔を向けられ、ルカは照れながら小鳥にペギーを渡す。
すると、彼女の指先に視線がいった。
「それ、マニキュア?可愛いね。小鳥に似合ってる」
「そ、そうかな?ありがとう……。今日、ヴォルフに塗ってもらったの」
「ヴォルフに?……小鳥、あれからヴォルフに何もされてない?大丈夫?」
ルカが急に真剣な表情で尋ねてくる。
大丈夫だよと答えれば、ルカは落ち着かなげに喋り出した。
「でも、それ、二人きりでしたの?塗ってもらったってことは、ヴォルフに手を触られた?というか仲良くなったの?俺の知らないところで?」
全ての質問に「はい、そうです」の答えが当てはまる。
小鳥がぎこちなく頷くのを見て、ルカはどデカい溜息をついた。
そして小さな声で訴える。
「……今度、俺が小鳥に似合うマニキュアあげるから。だから、次は俺に塗らせて?それと、もうヴォルフに気安く触らせないで。……嫉妬で頭、狂うから」



