「やらかした」発言に頷くべきか迷い、小鳥は曖昧に視線を泳がせる。
結局、小さな声でこう言った。
「ルカくんに、蹴られてから……」
「おかしいな、蹴ったくらいじゃ壊れないはずなんだけど……。んー……そう言えば俺、あの時ペギーになんか言ったっけ?」
「邪魔するな、寝てろって」
「あ、じゃあ寝てるなたぶん。ちょっと待ってて。後で小鳥の部屋に行くから。荷物置いてくる」
駆け足で自室に向かい、勉強道具の入ったカバンをドサッと椅子の上に置いたルカは、そのまますぐ小鳥の部屋へ。
ノックをして中に入ると、小鳥がペギーを差し出してきた。
ルカはペギーを持ち、色んな角度から見て体に傷がないか確認する。
「うん……大丈夫そうだね。やっぱりスリープモードになってるだけだよ。こういう場合は、起きろって言えば反応する。ペギー、起きろ!」
ルカが呼び掛けると、ペギーの目がキランと光った。
そしてルカに抱っこされたまま小鳥の方を向いてパタパタと羽を動かす。
『オッハヨー、ご主人サマ!』



