「フェオさんだけ、ランクが……」
「フェオはあんまり小鳥に変なことしないだろうから、ランク下げた。オーレリアンはいつ噛みつくかわかんないし、カロンはすぐちょっかい出すからランクB」
ルカの評価を聞いてニヤニヤするカロンと、ムスッとするオーレリアン。
カロンは面白そうに尋ねる。
「最高ランクは?」
「最高はSだよ。Sはーー」
その時、廊下から話し声が聞こえ、唐突に居間のドアが開いた。
イライラした様子で喋りながら白魔と静理が入ってくる。
「だから、その日は予定がもう入ってるんだよ」
「この前もそうやって逃げたこと、覚えているかい?」
「ハァ……しつこいね静理って。嫌がる相手につきまとう粘着質なところ、父上にそっくりだよ」
「あんな奴と一緒にしないでくれるかな。そもそも、白魔がちゃんと自分の仕事をしてくれれば、俺もしつこく言ったりしないよ」
どうやら白魔が仕事をサボろうとして静理に怒られているらしい。
誰もが察したところで、ペギーが静理と白魔に反応する。
『シズリ、ランクA、ちょっとヤバイ人物。ハクマ、ランクSのチョー危険人物、迎撃するヨ』



