「あの、静理さん。知っているなら教えてくれませんか?あの誓いをしてから身体がおかしい時があって…」
「ああ…それは恐らく、白魔の言葉に反応してるんだと思うよ」
「白魔さんの、言葉…?」
静理は読みかけの本をパタンと閉じた。
「心当たりはないかい?思い出してごらん」
――動くなっ!!!
そう命令され、身体が固まった。
「確かに……白魔さんに動くなって言われて、動けなくなって…」
「そうだろう?そもそも闇人の血を人間が飲むことは、服従することを意味するんだ」
「ふ、く…じゅう…?」
聞いた言葉が信じられず小鳥は目を丸くする。
「どういう、ことですか…?服従って…」
「そのままの意味だよ。血を与えてくれた相手の命令には逆らえなくなる。君の場合は白魔だね」
「そ、んな……で、でも!いつもじゃないですよ!?たまにで…」
「たまに、本気で命令してるってことじゃないかな。まあ、実際どの程度で誓いの効果が出るのか俺にはわからないけれど」



