EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【白魔編】



 調べものといえば図書室。

そんな軽い考えで来てしまったことを小鳥は後悔した。


(なんの本で調べればいいの~!?)


大量にある本を前にして右往左往。

「なんだろう…?闇人の誓いだから…闇人の文化?文化の本?」

もしくは闇人の結婚方法を扱った本だろうか。

とりあえず文化や歴史の棚へ行ってみることに。

すると…。


「あれ?小鳥ちゃん?」

「静理さん…!」


分厚い本を開いて立ち読みしている静理と出会った。

「何か読みに来たのかい?ここは歴史書ばかりで物語はないけれど」

「あっ、いいんです!鮮血の誓いについて知りたいので…」

小鳥の返事を聞いて静理は目を点にした。

「鮮血の誓い…?どうして、今更?まさか小鳥ちゃん、白魔から何も説明されてない、とか…?」

図星なので小さく頷く。

すると静理は呆れ顔で溜息を吐き出した。

「ダメじゃないか白魔…。意味を教えずに誓いを立てさせるなんて」