「さてさて二人はどんなふうに愛を確かめ合っているのかな?ワタシもまざって――」
「断る。消えろ」
部屋の中には入らせない。
扉の前で通せん坊。
そんな白魔を見ていた小鳥だったが。
(あれ?白魔さんの足元に…)
彼の足の隙間をすり抜けて動くものに小鳥の視線は吸い寄せられた。
「へ、び…?」
ランベルトのペット、コブラのポチがスルスルと部屋の中へ侵入。
どんどん小鳥の方へと近寄ってくる。
「やっ…来ないで…!」
小声を出したと同時に蛇と目が合ってしまった。
「っ…!!」
まさに蛇に睨まれた蛙の心境で怖じけづく。
いつ襲い掛かってくるんじゃないかとビクビクしつつ、柩の前まで来てしまった蛇から逃げようと小鳥は必死になって身体を動かした。
しかし――。
「動くな小鳥!!!!」
白魔の声が小鳥を縛る。



