「もう…このまま寝たいよ…。寝ようか小鳥」
「え!このままですか!?それはちょっと…」
まだお風呂にも入っていないし歯だって磨いてない。
寝る前のあれこれをすっ飛ばしてゴロンする気にはなれない小鳥だった。
「もう寝るなら支度してきますから…ちょっと放し…」
「嫌だ。誰が放すもんか。一緒に寝るって約束したじゃないか」
「だ、だから一緒に寝るためにですね…」
「大丈夫。風呂なんか入らなくても君の肌は甘いよ。充分酔えるさ」
「い、意味わかりません!酔わないで下さい白魔さん!」
赤面しつつ彼の胸板を叩く。
「ハハッ、抵抗のつもり?可愛いね」
「だって、白魔さんが…どいてくれないから…」
涙目でしゅんとする小鳥を見て白魔の目が軽く見開かれた。
「……ごめん欲情した。噛んでいい?」
「よっ…!?えぇ!?」
ビックリして彼の顔を凝視する。
そして、頬を染めていたのは自分だけじゃなかったのだと小鳥は知った。



