EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【白魔編】


「セクハラジジイ。うちの家畜に手を出すな」

オーレリアンが注射器を突き付ける。

フェオドールもマジギレ寸前だ。

「……朽ち果てろ」

白魔からナイフを借り、その切っ先をランベルトに向けている。

「小鳥、やっぱり部屋へ戻ろうか。あいつ危険過ぎるよ」

「え、白魔さ…きゃ!?」

突然横抱きにされ、小鳥は驚いて白魔を見上げた。

口元は笑っているが彼の瞳に余裕の無さが垣間見える。

ここは大人しく運ばれていった方が良さそうだ。

小鳥を抱えたままスタスタと居間から歩き去る白魔の背中に「ああ~!ホワイト・デビル!カムバ~ック!!」という声が掛かったが無視。

白魔は自室に戻るとしっかり扉にカギをかけた。


「もうヤダ。絶対出ない。出るもんか」

柩に小鳥を寝かせてから小鳥の身体にギューギュー抱き着く。

まるで駄々っ子だ。