EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【白魔編】


そんなやり取りの末、結局氷河も同行することとなった。

徒歩で駅へ行き、電車に乗ってショッピング街へ移動する。


(氷河さん、ちょっと怖いけど…いてくれて心強いかも)


小鳥に対し敵意がないわけではないが、今の彼は月那の護衛として一緒にいる。

小鳥を襲う様子はないし、むしろ他の闇人を牽制する存在になってくれているので助かる。

心の中で感謝しつつ、いざランジェリーショップへ。


「このお店だよ。私がよく買いに来るところ」

月那に案内されて巨大なショッピングセンターに入る。

人間居住区の店でも良かったのだが、月那が慣れている店をわざわざ訪れた。

その方がアドバイスしやすいだろうという小鳥の意見が採用されたのだ。


「じゃあ、俺はここで待っていればいいのか?」

様々な店舗が並ぶ中、下着売り場の前で止まった女子二人に氷河が声を掛ける。

「はい!中には入らないで下さいね」

店の前で待てと笑顔で言う月那。

氷河は軽い溜息を吐いてから素直に従った。