そして翌日、電話での約束通り月那と会うことに。
「こんにちは小鳥ちゃん!お待たせしましたっ」
わざわざクラヴィエ家の前までやって来てくれた彼女を小鳥は笑顔で出迎えた。
「こんにちは!今日はよろしくお願いします」
ペこりと頭を下げてから顔を上げる。
その時、小鳥は月那の背後にいる人物に気がついた。
「氷河さん…?」
「なんだ?俺がいたら迷惑か?」
不機嫌面で小鳥を見下ろしたのは、月那に対して過保護な氷河だ。
二人とも珍しく私服姿なのは今日の授業が休みだったからだろう。
「ごめんね、小鳥ちゃん。氷河さまも一緒にいいかな?」
「いいけど…その……行きたいお店って、ランジェリーショップなんだけど…」
「ランジェリー……下着ショップ!?」
野薔薇からショッピングとは聞いていたが何を買いに行くかまでは知らされていなかった月那。
目を丸くして飛び上がり、クルリと氷河に向き直る。
「やっぱりダメです氷河さま!!ランジェリーショップは女の子の聖域なんです!ついて来ちゃダメー!!」



