「え?ミッつんの電話番号?知ってるけど、いきなりどうしたの?」
それからタイミングを見てルカに尋ねた小鳥は正直に理由を話した。
「あの…実はミッつんのお姉さんに用事があって…。ショッピングに付き合ってもらえないかなと…」
「ああ、買い物か。そうだよな。小鳥だってたまには女友達と遊びたいよな」
納得したルカは快く頷いた。
「わかった。それならミッつんにケータイ番号聞いてみるよ。ほら、ミッつんの姉ちゃんて寮生活じゃん?家に掛けてもいないだろうし」
親切なルカの言葉に小鳥はパアッと顔を輝かせる。
「お願いします!」
キラキラした瞳で見つめられちょっぴり照れるも、ルカのやる気は急上昇。
翌日、約束通り蜜莉から番号を聞き出してくれた。
ルカにお礼を述べてから小鳥は早速掛けてみる。
すると、すぐに繋がった。
『どなたですの?』
「櫻っ――えと、小鳥・クラヴィエです」
『小鳥・クラヴィエ…?ああ!櫻井小鳥ですのね!わたくしに用があるとか。蜜莉から聞いてますわ』
どうやら蜜莉が先に連絡してくれていたようだ。
彼にも内心感謝しつつ、小鳥は用件を説明した。



