「そっか…そうなんだ。うわぁ…凄く嬉しいっ」
白魔も照れながら笑顔になる。
「さっきからずっと、君のことが気になって仕方なかったんだ。理由がやっとわかったよ。僕のプリマドンナ」
(え!?白魔さん、もしかして記憶が戻った…?)
プリマドンナと呼ばれてドキッとするも、彼の記憶が戻ったわけではなさそうだ。
喜びのままに小鳥の頬へキスをしようとしてランベルトに止められた白魔は「ちょっとくらい良いじゃないかランベルトさん!」と、彼をさん付けした。
記憶が大人に戻っていればランベルトを呼び捨てにするはずだ。
「キスはダメ!スモール・ホワイト・デビルの汚れなき唇が女性を知るなんてオトーサン許しません!」
「ランベルトさんは僕の父上じゃないよ!」
「やかましい。ぎゃんぎゃん騒ぐな。たかが未来の花嫁がわかったくらいで興奮するなど、品性のない雄猫に等しいぞお前は」
氷河にハッキリ言われ、白魔は更にカアッと頬を熱くさせた。



