「そう…」 NOと聞いてあからさまにホッとした様子の静理に蜜莉は首を傾げる。 「というか、なんで静理さんが知ってるの?理王(りおう)おじさんの裏稼業」 「……まあ、人生色々あるからね」 「ふーん……ま、詳しくは聞かないであげるよ」 枢戯理王。 蜜莉の母親の兄である彼は、この地下世界でカリスマファッションデザイナーとして活躍している。 しかしそれは表向き。 静理は彼の裏稼業をよく知っていた。 「おじさん、入るよ」 一階の最奥の部屋へと案内された小鳥達は蜜莉のノックで中へと入った。