「うわっ!兄様!?」
突然オーレリアンの悲鳴じみた声が響いた。
驚いて小鳥やルカ達が一斉にそちらへ顔を向ける。
「フェ…フェオさん!?」
小鳥は見た。
先程まで自分より背の高かった彼が、十歳くらいの少年になっているのを。
「ま、マジかよ…フェオちっさ!」
だぼつく服を着ている子供フェオドールをルカが物珍しげに眺める。
目が合ったフェオドールはルカを見つめてゆっくりと首を傾げた。
「……ルカ…か?」
心底不思議そうな表情をして喋ったフェオドールの声はいつもより高く、幼い。
「なに首傾げてんだ?」
問いながらカロンがちびっこになった兄の髪をグシャグシャ撫で回す。
「や、やめろ!お前は……カロン?ずいぶん、大きいけど…どうしたの?その姿…何かあったのか?」



