EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【フェオドール編】


「話し合いは終わった?」

勇気があるのか空気が読めないのか、このタイミングで白魔が小鳥の隣に腰掛けた。

「視界に入って来ないでよ。邪魔なんだけど」

オーレリアンが冷たく言うも、さすが長男。

華麗にスルーを決め込み話題を変えた。

「見て、このチラシ」

白魔が目の前のテーブルに一枚のチラシを置く。

そこにはデカデカと「祭」の文字が。

「ああ…創世祭か」

フェオドールが漏らした声を聞き取り、小鳥は首を傾げた。

「そうせいさい…?」

「闇人のお祭りだよ。明日なんだ。僕のプリマドンナ、一緒に行かない?」

「……白魔、彼女は俺と行く予定だ」

「は?何言っちゃってるのさ。今の今まで、創世祭なんて忘れてましたって顔してなかった?君」

「……そんなことない」

「へー。嘘つきな男は嫌われるよ?」

「………」

黙ってしまったフェオドール。

それをイライラして見ていたオーレリアンが小鳥に対して爆発した。

「ああもうっ!見てらんない!お前なんか言ってやれよ兄様のために!」

「えっ、なんて言えば…!?」