「フェ、フェオさん…!浴衣っ!はだけてます!」
寝乱れた浴衣がフェオドールの肩や胸元を露わにさせている。
それが妙に色っぽくて小鳥は頬を赤らめながら視線をそらした。
鼻をくすぐる彼の甘い香りも、視界に入る男性らしい身体も刺激が強過ぎるから困りものだ。
「ん……まだ…寝る」
「え、フェオさん…!?きゃっ!」
ギュッと抱きしめられ、のしかかられる。
その時、小鳥は自分の服に違和感を覚えた。
(あれ?なんかスースーする…)
子供用なうえ、小鳥の浴衣はフェオドール同様はだけている。
心許ない姿の自分が抱きしめられていることに気づき小鳥が更に胸の鼓動を騒がせていると、寝ぼけたフェオドールが動いた。
「……ん」
チュッ――。
首筋に吸い付かれ、キスマークが残る。
「フェ、オさん…!」
叫びそうになるのを堪え、小鳥は寝ぼけているフェオドールをペシペシ叩いて起こしたのだった。



