しばらくして、兄弟達の願望通り子供に戻ってしまった小鳥。
見た目は小学生、それも低学年くらいだろうか。
キョトンとした表情で畳に座り、自分のだぼつく服を見て目をパチクリさせている彼女は、ルカの雪の思い出に出て来る少女そのものだった。
「うわ~!!初めて会った時の小鳥だ!あっ、もしかして俺のこと覚えてる!?」
「…?お兄ちゃん、だれ?」
「……でっすよね…。記憶消したんだもんな…俺」
一人落ち込むルカを脇に追いやって、白魔が小鳥を抱き上げる。
「やっぱり小さい君も可愛いね。僕のプリマドンナ」
「え…え…?」
見知らぬ男達に囲まれてビクビク怯える小鳥に白魔は優しい笑みを向けた。
「僕は白魔。君のお兄ちゃんだよ。白魔お兄ちゃんて呼んで欲しいな」
「はくまお兄ちゃん…?」
コテンと首を傾げるチビ小鳥に口元が緩んだのは長男だけじゃない。
「小鳥!俺のことはルカにいでよろしく!な?な?」
「んじゃ俺は正統派、カロンお兄ちゃんな」



