それから二番、三番とは平凡な受け答えが進み、四番に抱き着かれそうになった小鳥だが五番の白魔に邪魔され未遂に終わった。
「見ず知らずの奴が僕のプリマドンナに抱き着こうなんて千年早いんだよ」
「ナイス白魔!」
「………白魔って、怖いな」
子供フェオドールがぶるりと震えたのも無理はない。
なぜなら、白魔は四番の背中にナイフを押し当てて脅したのだから。
「次は僕だね。小鳥、始めていいよ」
さっさとナイフを隠して小鳥に微笑みを向けるエントリーナンバー五番の白魔。
「じゃあ…あの、白魔さん。プレゼントです、どうぞ!」
ズイと差し出されたプレゼントを目にして白魔は蕩けるような笑みを作る。
「ありがとう。僕も君にプレゼントがあるんだ。ほら、目を閉じてごらん」
「目、を…?」
「そう…。お礼のキス、してあげるから」
顎をクイと上向かせられる。
「えっ、え!?」
迫ってくる白魔の顔に小鳥は目をグルグルさせた。
もうパニック状態だ。



