EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【フェオドール編】


『じゃあ続いては七番!ハニーどうぞ』

『好きです!付き合って下さい!』

オーレリアンの前で蜜莉がまたもや瞳を潤ませる。

だがしかし、この演技に乗ってくるオーレリアンではなかった。

「はあ?有り得ないから。さようなら」

冷たくフると、金髪メイドさんはツンとそっぽを向いた。

『おおっと~!ツンドラ来たかぁ!?』

ニヤニヤしながらアルトが実況したその時。


『う…うぅ……ひど…ぃ…よ』


なんと蜜莉が泣き出した。

ぽろぽろと彼の目からこぼれ落ちる涙に周りはビックリ仰天だ。

当然オーレリアンも焦った。

「な、なんで泣いてんの!?泣くなよ馬鹿!ほら…僕が悪かったから…」

優しく声を掛けて頭を撫でてやる。

すると、急に蜜莉がケロリとした表情でマイクを握った。

『皆さん、これがツンデレメイドです。可愛いでしょう?一票、入れてあげて下さいね』

呆気に取られているオーレリアンに対し、蜜莉はチロリと舌を出すと左手に持っていた目薬を見せた。

「お前っ…僕を騙したな!?」

『はい次ー』

「無視かよ!後で覚えてろ!!」