「……確かに笑ってた」
オーレリアンの時を思い出してボソッと呟くフェオドール。
するとルカが氷河にビシッと指を突き付けた。
「ていうか、お前が女装コンテスト出れば良かったんじゃないの?」
「馬鹿が。俺が女装したって似合わないだろう」
そんな会話をしている間にコンテストは次の段階へ。
アルトが明るい声で説明を始める。
『続いては、セリフで決めろ!アピールタイムで~す!テーマは“男性から告白されたらなんて答える?”』
『僕が告白するので、参加者の皆さんはそれに上手く答えて下さいね』
蜜莉がステージの中央に出た。
どうやらちょっとしたお芝居が始まるようだ。
『優勝者を決めるのはみんなの投票だよ!このアピールも参考にじゃんじゃん投票してね~』
『投票はケータイからできます。創世祭の公式ホームページにアクセスして下さい』
蜜莉の言葉にケータイを取り出す観衆。
ルカや白魔も自分のものを弄り出した。
そんな周りを見て、フェオドールも自分のポケットを探ってみる。
「あ、あった」
「フェオさん、誰に投票しますか?」
「わからない…けど……たぶん、オーレリアンか静理」



