「やるんですかオーレリアンさん…!」
「当たり前だろ。そのために来たんだぞ」
何の躊躇いもなくサイレンサー付きの銃を構えると、オーレリアンは的の額を狙った。
たったの一発。
銃口から勢い良く飛び出した弾は見事、ヒトガタの額に命中した。
「す、すごい…。当たった…!」
小鳥から思わず敬語が落ちる。
「ふん。当然の結果だな」
オーレリアンが嬉しげに口角を上げていると、店主の男性が寄ってきた。
「おめでとうございます!一発で額を撃ち抜くとは素晴らしい!どうぞ。こちらは景品になります」
渡されたものはラベルの貼られていない手の平サイズの小ビン。
「なにこれ」
もらったはいいが、オーレリアンは中身がわからず眉根を寄せる。
「中は液体みたいですね。血でしょうか…?」
小ビンのフタを開けて臭いを確かめると、オーレリアンは首を横に振った。
「血じゃないな。なんだろう…」
「なになに?オーレリアン、景品なんだった?」
近づいてきたルカが小ビンを覗き込む。
「なにこれ?」
「さあ?怪しいから捨てる」



