「あっ、小鳥!オーレリアン!」
「げっ、ルカ。しかもカロンまでいるし」
先に射的で遊んでいた兄達を発見して不機嫌な顔になってしまったオーレリアン。
変わってしまった表情をちょっと残念に思いながらも、小鳥はルカとカロンに笑顔を向けた。
「お二人とも、ここにいたんですね」
「うん。小鳥もやる?結構はまるよ」
軽いノリでルカの持つ銃を見せられ、小鳥は目を丸くする。
「これ、本物の銃じゃ…!」
「そうだけど…え?なんかマズイ感じ?」
普通、地上では屋台の射的ゲームに実際の銃は使用しない。
わかっていないルカが小鳥の反応に首を傾げていると…。
「いくぜ右目狙い撃ち。覚悟しろよ。パンダ郎」
銃を構えたカロンがかなり奥行きのある店内に向かって狙いを定めた。
「右目」と言ったのは、的となるものが等身大のヒトガタを模しているからだ。
「右目はパンダのぬいぐるみ?ハッ、カロンて相変わらず女みたいな趣味してるな」
どうやら撃ち抜いた部位によって景品が違うらしい。
嘲笑いながらお金を支払い、自分も銃を持つオーレリアン。



