EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【オーレリアン編】



 今日の一限目は「良い血液の見分け方」という授業らしい。

教室はB―3ということで、二人は二階へ上がった。

一限目は共通授業なため一つの教室に生徒が大勢集まっている。

B―3もすでに多くの闇人で席がうめつくされていた。

「どこに座るか…」

席は自由なので考えるオーレリアン。

「あ!あそこにミッつんとアルトさんがいますよ。お二人の隣が空いてます」

「本当だ。蜜莉はいいけど、あのサルはウザイな」

文句を言いつつも他に良い席がないのでそこへ。

イケメンの部類に入るアイドルのアルトをサル呼ばわりするのはオーレリアンくらいだろう。

そんなことを考えながらアルト達の方へ向かう小鳥。

とその時、ミルクティー色の長い髪が視界に入った。


(あっ…あの子は…!)


名前も知らない、オーレリアンの元カノ。

彼女は女友達と一緒に席についていた。


(授業…一緒なんだ…)


思わず立ち止まりジッと見つめていたら、相手に気づかれた。

クリクリした可愛い目が驚いたように小鳥を見据える。