EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【オーレリアン編】


「そう……ですね」

隣に立つオーレリアンからほんの少しの優しさが伝わってくる。

「ありがとうございます」

嬉しくて小鳥が微笑むと、オーレリアンの顔がボフンと紅潮した。

「…っ、ふん!早く寝ろ」

そう言うと、顔を隠すようにスタスタとソファーの方へ行ってしまう。

「あの、どこで寝れば…」

「床で寝れば」

「えっ!それなら…何か敷くものを…」

馬鹿正直に床で寝る準備を考え始めた小鳥を見て、オーレリアンはいつもの調子でこう言った。

「バーカ。冗談に決まってるだろ。僕の柩使え」

「え…でも、それじゃあオーレリアンさんはどこで…?」

「僕はソファーでいい」

「……身体、痛くなりませんか?」

「別に平気だし」

ドサッとソファーに座る彼をジッと見つめる小鳥。

自分を護ってくれるオーレリアンに寝床まで貸してもらうのは贅沢すぎるのではないか。

自分こそソファーで寝るべきでは。

グルグル考えていると、何を勘違いしたのかオーレリアンがニヤリと笑った。

「何?まさかお前、僕に抱きしめられて寝たいとか?」