「そんな…。どうして彼女さんの前でそんなこと…」
「たまたまだよ。彼女、人間居住区に住んでたわけじゃないから、街で血を吸われそうになっててさ。夢中で助けたら…そんな結果になっちゃった。それだけ」
「お前、相当グロいやり方したんじゃないのか?」
「うーん…否定できないかも。楽しんでたから」
苦笑して自分の非を認めるアルト。
小鳥は何だかやる瀬ない気分になって、ギュッと拳を握った。
「でも、それって…アルトさんは悪くないじゃないですか。助けようとしただけなのに…」
「……ありがと、小鳥ちゃん。だけど、やっぱ俺のせいなんだよねー。憎まれるのはツライけど、当然の罰かなとも思ってる」
小鳥の髪を優しく撫でると、アルトはオーレリアンに向き直った。
真剣な眼差しで。
「ねえ、オーレリアン。君は死者のクローンを研究してるよね?どうかな…。もし研究が成功したらルウトの彼女のことも、作ってもらえる…?」



