(どこに行くんだろう…?)
素直について行くと、廊下の奥の奥にあるバスルームに到着。
小鳥は首を傾げた。
(なんで、お風呂場?)
服を着たままオーレリアンと二人で風呂場に入る。
オーレリアンは小鳥から手を離すとシャワーを持ち、蛇口をひねった。
冷たい水がシャワーから飛び出る。
「メスブタ、こっち向け」
「え、はい…きゃあ!?」
言われた通りオーレリアンの方を向いた瞬間、顔面にシャワーをかけられた。
「やっ…め!」
「腕、邪魔。顔を隠すなよ。洗えないだろ」
(洗う…!?)
どうやらオーレリアンは小鳥に顔を洗って欲しいようだ。
「洗うなら…普通に、洗いますからっ!やめっ…!」
訴えてみるもオーレリアンがシャワーを下ろすことはなかった。
気の済むまで水をかけられ、小鳥の髪も服もびしょびしょになる。



