EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【オーレリアン編】


「先生、終わりましたか。どうです?小鳥ちゃんの具合は」

静理が尋ねると、拓斗はちょっと真面目な顔になった。

「熱からくる風邪ですね。まだ熱が上がっているようですから、安静にして身体を温めるよう心掛けて下さい。もちろん薬は出しますが、生姜湯なども作って飲ませてあげて下さいね。食事は食欲がないようならば無理せずに、リンゴやナシなどの果物を…」

「待った!一気に言われても覚えられないから!」

ルカがストップをかける横でオーレリアンがボソリ。

「お前だけだろバーカ」

「ムッカ~!」

兄弟喧嘩が勃発しそうになったところで静理がピシリとムチを鳴らした。

「やめなさい。みっともない。ところで、生姜湯?というのはどうやって作るのかな?俺、料理はちょっと…」

「俺も料理はなぁ…。カロン呼ぼうよカロン!あいつならできる!」

「ふふ、簡単ですからご安心を。ご存知ないならばレシピを紙に書いて差し上げましょう。あと、薬の説明も致します。小鳥さんにも説明したのですが、念のためご家族様もお聞き下さい」

それから飲み薬について話し始めた拓斗。

それが終わると次に支払いの件に触れ、全てを済ませた。