「甘い種類に属する血液の名称を六つ答えろ、か?フッ、楽勝だな。答えは、理性の眠り、処女の恋、愛の極み、喜びの迷宮、真夜中の花、誘惑の勝利だ」
『うん。ムカツクね。正解なだけに』
ドヤ顔の氷河に黒い笑みを送る静理。
しかしそれも一瞬で、彼はすぐ司会者の顔に戻った。
『これで君達二人とも二問正解だから、次が勝負どころだね』
「頑張って下さいオーレリアンさん!」
「氷河さま!ファイトです!」
すでに置いてきぼりを食らっている小鳥と月那は互いのパートナーを応援することにした。
応援される側の表情がちょっぴり緩んだところで静理が次の問いを読む。
『それでは、第六問。心ぞ――』
――ピンポーン!!!!
なんと二つのボタンが同時に鳴った。
オーレリアンと氷河が同じタイミングで押したようだ。
『同時か…。なら、二人一緒に答えだけどうぞ』
瞳をギラつかせて解答者二人が口を開く。
「「黄泉帰り!!」」
『二人とも正解です。ちなみに問題は、心臓が止まっている闇人はなんと呼ばれるでしょう、でした。よく予想できたね。カンニングしてないかい?』
「してるわけないだろ。僕の賢すぎる頭脳に謝れ」
「カンニングなど、クズがする行為じゃないか。エリートであるこの俺がするとでも?」



