月那がポンと手を打ったと同時に静理の声が響いた。
『よろしいですか?正解を発表します』
〇に四人、×にも四人。
再び半分に分かれたところで静理の口から答えが告げられる。
『正解は、×です』
「え~、マジかよ!」
ルカが口をあんぐり開けた。
「静理、嘘つくな」
『嘘だなんて失礼だね。家に帰ったら調教コースかな?カロン』
「ヤベー。全力で逃げる」
『白魔は右も左も利き手なんだよ。つまりは両利き。×が正解です。どうしてこんなサービス問題で間違えるのかな。何年白魔と兄弟やっているんだい?君達は』
ルカとカロンを爽やかな笑顔で睨みつける静理。
二人は次男の殺気を感じ取り、身震いしつつ他の脱落者と一緒にすごすごとステージから降りた。
残ったのは正解した四人、オーレリアン、小鳥、氷河、月那のみ。
『ここからは早押しクイズとなります。一番早く三問正解した方が優勝です』
説明している間にスタッフが小鳥達の前に四つのボタンを設置した。
一人一つ。
答えがわかったらそれを押して解答権を得るのだ。



