「信じるぞー。魔冬家の小動物」
「月那を変なふうに呼ぶな!」
月那を抱きしめて噛み付くように吠える氷河。
「〇か。なら動かなくてもいいな」
オーレリアンは冷静に周りを見回した。
『そろそろよろしいですか?正解発表に移ります』
今回は〇が八人、×が三人だ。
果たして正解は…。
『正解は、〇です』
「やった!正解ですよ氷河さま!」
「ああ、よく覚えていたな。偉いぞ月那。野薔薇もたまには役に立つ」
今度、野薔薇に何か買ってやろうと密かに決心した氷河だった。
『このデビュー曲は強烈な歌詞とプロモーションビデオでかなり世間を騒がせましたよね。迷惑曲としても有名です』
「おい静理。あんたちょっとこっち来い」
額に青筋を浮かべたカロンが兄を呼ぶ。
『はい、では次の問題』
「うわ無視られた。家帰ったら覚えてろ」
結局そのまま次のクイズに突入。
静理が笑顔で読み上げたのは…。
『第四問、あの天才ピアニスト白魔・クラヴィエは左利きである。〇か×か』
更にマニアックな問題だった。



