「ゾンビの歌というか…生きてんのに間違って埋葬された人間が棺桶の中で恋人を想って苦しんでそのまま闇人になっちまう恐怖と愛憎にまみれたストーリー的な歌」
「どっちみち怖いです!」
「そうか?結構売り上げ良かったと思ったけど」
そんな曲が人気になるとは、闇人達の趣味はよくわからない。
小鳥がそんなことを考えていると、オーレリアンと氷河が近寄ってきた。
「カロン。〇と×、どっちが正解だ?」
「何?あんたわかんないの?大人オーレリアンなのに?」
「なんの嫌みだ!」
ぷりぷり怒るオーレリアンの横で氷河が顔をしかめる。
「この問題に関しては俺もわからない。月那、何か知らないか?」
「んー……たぶん、〇だと思います」
問われた月那は正直に答えた。
「前に野薔薇ちゃんが“カロンさまのデビュー曲はこれよ!”って聴かせてくれたんです。今、小鳥ちゃんに歌ってあげてたメロディーと似てました」



