いつも近くの君は

それから何もやる気が起きず、新学期が始まってしまった。

「宮地、浮かない顔してるけど、大丈夫か?」

そういって、話しかけてきてくれた隣の席の男の子の新藤くん。

「…え?!ごめん。ぼーっとしてた。あはは…」

「あ。いつもどおりだ。なんか良かったな。笑」

「ちょっとー!なんで笑うのー!!」

(…まあ、心配したけど大丈夫でよかった。でも、宮地からみて、俺ってどんな存在なんだろ。)