-次の日
ダンッ……
真っ赤に染まる由里亜の白い頬
だんだん痣になってきた。
泣く事もなく
喚く事もなく
ただひたすら殴られ続ける由里亜。
その顔は悔しいとか
苦しいとか
寂しいとか
そんな表情ではなかった。
〝こんな事楽しいの?〟
そう訴えてるようだった。
「な……なによ、その顔…」
私は由里亜の腹を思いきり蹴った。
「ちょっと…來乃ちゃんやりすぎじゃない……?」
一人の子が言った。
「何よ、ならやめればいいじゃない。
次はあんたになるけど。」
その子はしばらく黙ってから由里亜をビンタした。
「自分は………守りたい。」
――……みんな自分。
自分が大好きなんだ。

