「カバン貸して⁇
俺が持つから。」

そう言って、手を伸ばしてる翔太君。

「悪いから、いいよ。
私 自分で持つから、大丈夫だよ⁇」

「……そう⁇
重くなって、持ちたくなくなったら 俺が持つから 言って。

んじゃあ……」

と翔太君はさっきより低めの位置で手を差し出してきた。