ニセモノ彼女


「ありがとう……今日は電話してね⁇
待ってるから‼︎」

家の門の前でそう言う。

「おう‼︎」

翔太君は、片手を上げて それからその手を振った。

ニコッーと笑って、

「バイバイ。」

と言うと、走って 自分の家の方へと走っていった。

やっぱり、運動部って荷物多いんだね。

大きいカバンが翔太君の動きに合わせて揺れてる。

翔太君が曲がり角を曲がって、見えなくなるまで手を振り続けた。