ニセモノ彼女


目を逸らした翔太君。

「なぁ、急に褒めたりするの……止めて。」

「あっ、ごめん……嫌だったよね……気をつける。」

「ううん。」

翔太君は首を横に振った。

「違う。
俺が……恥ずかしいから。」

翔太君の顔はほんのり赤くなっていた。

「もう、私の家だよ⁇
翔太君、早く帰らないとダメなんじゃないの⁇」

この角を曲がれば、もう私の家。