ニセモノ彼女


私たちは顔を見合わせて、笑った。

「あっ、そうだ 俺……髪切ったんだよ。
だから、昨日 電話できなかった。

ごめん。」

「あっ、そうなんだね。
私 ずっと待ってたんだけど……途中で寝ちゃってさ。」

アハハーと笑う私。

「っていうか、今日 待たせた⁇」

「うん……3:50くらいから校門で待ってた。

でも、私が翔太君と一緒に帰りたくて 待ちたくて、待ってたんだから 気にしなくていいよ。」