ニセモノ彼女


「うん‼︎ありがとう。」

翔太君は私の頭を撫でた。

「でも、俺 汗臭いと思う。」

「そんなの気にしてないよ。
私がただ 翔太君と一緒に帰りたいだけ。」

翔太君は歩きながら私の方に手を出してきた。

どういうことなのか、分からなくて 少し考えてから 翔太君の顔を見た。

「手、つないでほしい。」

あぁ‼︎なるほど‼︎
私は翔太君の手に自分の手を重ねた。

ギューと握り返してくれた翔太君。