ニセモノ彼女


1時間くらいして、翔太君はまた 校門前に帰ってきた。

翔太君はカバン全部を持って 校門の方に来たから、私は翔太君に声をかけた。

「翔太君、一緒に帰ろう⁇」

翔太君は驚いたような顔をして、帽子のつばを触った。

帽子を深くかぶり直して、

「今日は早く帰らないと……だから……途中までなら……」