「花音、今の本当⁇」

私は頷いた。

でも、私には仁君がいて 翔太君には絢がいる。

簡単に元通りの関係には戻ったりできない。

「それなら……さ、俺が元に戻れるように話しつける。

仁とも、絢とも。

だから、花音は 俺のことを待っていてくれる⁇」

「信じてるから、早くしてね⁇」

翔太君は

「ありがとう。」

って、私の頭を撫でてくれた。