ニセモノ彼女


翔太君は、

「はあ⁉︎」

って叫ぶと砂浜を走って、海の中まで 私と仁君の側まで駆け寄ってきた。

バシャバシャー

翔太君が動くたびに音がなる。

仁君は私を離してくれた。

"悪りぃ"

声にはなっていなかったけれど、口の動きからわかった。

私は首を横に振った。

だって、謝られるようなことはしてない。