もう、涙も出てこない。 少し前までの 翔太君のニセモノ彼女でいられて、自惚れていて……毎日がキラキラ輝いていた世界に戻りたい。 「決めた‼︎」 私は、カバンを手にとって 廊下を走って 走って……。 新しい恋、始める。 次の恋は、本物の恋。 お互いがお互いを大好きでいる、そんな普通の本物の恋をするんだ。