檸檬色





「暑いな~」


祐兄ちゃんのマンションにつくと

空斗くんがくつろいでた



「久しぶり!
しーちゃん、夏稀ちゃん」



「久しぶり~」



「はい!ケーキ!!」



箱の中に綺麗に並べられたケーキ


「美味しそう!」



1、2、3、4……………11個?



「どうしたのこれ?」



「いや~、母さんが近くのケーキ屋で
パートはじめたら毎日ケーキばっかりでさ、持ってきた!」



いつもの人懐っこい笑顔